What's new

2012年、最も印象に残ったネット炎上ニュースを調査

一般社団法人ニューメディアリスク協会(理事長:中村伊知哉、所在地:東京都港区赤坂3-13-3)では、2012年に起こった主なネット炎上、ならびに自社のWebリスク対応策などについて調査を実施。調査期間は2012年12月19日~20日。全国20歳以上の男女にWebアンケート方式により調査を行い、500人から有効回答数を得ました。

主に利用しているソーシャル・ネットワーキング・サービスについて

1位:facebook(18.6%)、2位:twitter(11.8%)、3位:mixi(7.4%)、4位:2ちゃんねる(6.4%)、などSNSを利用していないと答えた人も44.4%いた。

2012年に起こったネット炎上で印象に残った炎上について

知っている炎上の1位は「お笑いタレント“K”の母親生活保護受給」(59.0%)、2位は「大津市いじめ」(53.4%)。一方、印象に残った炎上の1位は「大津市いじめ」(31.2%)、2位は「お笑いタレント“K”の母親生活保護受給」(24.0%)と、順位が逆転。

今年のネット炎上への印象について

最も多いのは「大津市いじめ」や「生活保護」など、テレビ・新聞などの既存メディアが大きく取り上げた話題から炎上を起こすケース。次いで多いのは役員や従業員によるSNSへの不適切な発言や言動で炎上になるケースが続いた。 年代別でみると、若い世代は企業が起こした炎上への関心が高く、年齢が上がるに連れ、社会的背景に関する炎上に関心が高くなる傾向となった。

2012年を振り返り もはや“匿名”など存在しない時代へ

2012年は社会的背景を発端とする炎上や従業員の不用意な発言による炎上、また学生による炎上も多かったが、最も印象に残っているのは“テレビ・新聞を発端”とする「大津市いじめ」であった。 「大津市いじめ」は炎上時に加害者の情報も特定され、加害者の反省の色がないことで更に炎上を加速させた。学校や市も事実をもみ消そうとしているとして、大津市の教育長が襲われる事態にまで発展した。 「テレビや新聞等、既存メディアが匿名報道しても、インターネット時代においては SNSなどを通じて加害者・被害者名などが(容易に)特定されてしまう時代に。」

調査概要

調査方法 :アンケート専門サイト「アイリサーチ」でのWebアンケート方式 調査期間 : 2012年12月19日(水)~2012年12月20日(木) 調査対象 :一般生活者、会社員等の500人 有効回答数 : 500サンプル

一般社団法人ニューメディアリスク協会 概要

設立 : 2012年1月18日(登記) 理事長 : 中村伊知哉 所在地 : 東京都港区赤坂3-13-3 みすじ313ビル4階 事業目的 :新しいメディアの問題分析、風評被害の防止と事後対策についての意見交換、会員間の情報交換・相互扶助ネットワークの構築 活動内容 :定期セミナー・特別講師による勉強会の開催、各種研究部会における企画と進行、ニューメディアリスク協会Webサイトの運営、ニューメディアリスクに関する書籍の発行、会員に対するリスク事例や対策に対する相談、専門家の斡旋 URL:http://newmediarisk.org/

株式会社ネオマーケティング 概要

設立:2000年10月 資本金:3330万円 代表取締役:橋本光伸、小林康裕 本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-26-18 矢倉ビル6F 事業内容:マーケティングリサーチの企画・設計・実査・集計・分析、マーケティング戦略企画立案コンサルティング、マーケティングリサーチに関する調査研究、ネットリサーチシステムの開発・運用 URL:http://www.neo-m.jp/

お問い合わせ

一般社団法人ニューメディアリスク協会 事務局 栗山 TEL:03-6809-2867 E-mail:info@newmediarisk.org
このページの先頭へ